古いブラウザにはプログレッシブ・エンハンスメントで

なかなかシェアが減らないIE6IE7。この2つに代表される古いブラウザ(レガシーブラウザ)があることで、多くの時間をバグ対策、透過png対策、HTML5対策、CSS3対策などに費やしてきました。

これは全ての(PC)ブラウザで同じようにウェブサイトが表示されるようする、いわゆるクロスブラウザっていう考え方です。

それに対するような考え方としてプログレッシブ・エンハンスメントというのがあります。

簡単に説明すると、最新のブラウザで最良のデザインを提供し、古いブラウザで見た場合でも情報が損なわれていない程度の状態にするっていうことです。最近よく見かけるテキストにドロップシャドウがかかっているやつなんか、プログレッシブ・エンハンスメントの代表例ですね。

始めてプログレッシブ・エンハンスメントという言葉を知った時、「それって古いブラウザは切り捨てるってことでしょ」って思ったけど、実はそれの反対で、古いブラウザで見る人のためのプログレッシブ・エンハンスメントなんだなって思ってます。

それは、クロスブラウザって実は制作者や運営者のエゴなのかもなぁと思い始めたからなんです。

古いブラウザが現役で稼働しているようなPCって、現在販売されているPCと比べると、とっても非力ですよね。

PCの性能を左右するCPUは今やデュアル(CPU2個分)やクアッド(CPU4個分)が当たり前になってきてますから。

そこを考えるならば、JavaScriptなどで(ある意味強引に)クロスブラウザ対策されたウェブサイトよりも、JavaScriptの使用を控えたプログレッシブ・エンハンスメントの方がウェブサイトを軽快に見れていいのかなって思います。

それに、プログレッシブ・エンハンスメントってCSS3のMedia Queriesに近い考え方だと思うんですよ。ある特定の環境のとき、その環境にあった見せ方をするっていう意味で。

個人的な意見になるけど、すごくカッコいいけど表示されるのに時間がかかるウェブサイトよりも、軽快に見れるウェブサイトの方がいいかなと。

今日たまたま見た「VERSIONFIVE」の「CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」 レポート Session6」っていう記事にもユーザはサイトやページを探しているのではなく「情報」を探しているってあったから、あながち外れてはいないはず...。

うーん、ほんとの所どうなんだろ?